私は慌てて2階の自室に舞い戻り、扉を閉めた。
扉にもたれかかって、はあーっと息をつく。
胸がドキドキしていて、顔が赤くなっていないか心配になった。
頬を触ると、少し熱い。
気を緩めると崇さんのことばかり考えそうになるので、私は頭を横に振って追い払おうとした。
「それより、オーナメントね……」
買ってもらったオーナメントは紙袋にまとめて入れたままだ。
机に置いてある紙袋を手に持った。
リビングに再び戻ると、崇さんは他のオーナメントの準備もしていた。
何も飾りつけられていないツリーのそばに広げられている。


