気まずいと思いながらも、いつまでも部屋にいるわけにはいかない。
ジーパンにカットソーを合わせて、
上から分厚いセーターを着てしっかりと防寒した私は1階へ下りた。
リビングのドアをそっと開けて、中を覗く。
崇さんはクリスマスツリーを設置するところらしく、
一度置いて、また持ち上げて置き場所を変えていた。
最終的に、窓のそばに飾ることに決めたようで、窓際に置いていた。
崇さんの胸元まである大きなツリーだ。
「あ、茜! 前に買った星のオーナメントを持ってこいよ」
「は、はい!」
私に気づいた崇さんに呼びかけられ、ドキッとしてしまう。


