「ありがとうございます」
「いや。のぼせただけだとは思うが、もう大丈夫そうか?」
「あ、はい。たぶん」
動いてみないと確証はもてないけど、今のところ気分はよいし、めまいも感じない。
おかしなところはない。
おそらく横になっている間にのぼせは治まったのだろう。
「それなら先に下に行ってるから、茜も着替えたら来いよ」
「わかりました」
布団の中で、部屋を出ていく崇さんを見送った。
ドアが閉まり、一人になる。
「え、ちょっと待って」
そっと布団を持ち上げて、自分の体を見る。
うん、下着も何もない。
真っ裸だ。


