ヒトツボシ ーヤンキー家政夫と美味しい食事ー


私は門扉を開けて二人を招き入れると、一足先に家へ戻る。


リビングの暖房も付けずに庭へ飛び出してしまったので、家の中もちっとも暖かくない。


私に続いてリビングへ入ってきた二人に振り返った。


「私、着替えてきますね」


「それよりも、茜ちゃん。そのままじゃ風邪をひいちゃうわ。お風呂を入れてくるから入っちゃいなさい」


「えっ、でも……」


心配そうな顔で私を見る今井さんはありがたいけど、今井さんも崇さんもいるのに、お風呂!?

というのが正直な気持ちだ。


私が戸惑ってるうちに、今井さんは私の返事も待たずにお風呂場へと消えてしまう。