side悠 「ここから先は通させないよ」 地下へ向かう1本道の廊下で。 大和が1人、俺たちを食い止めるように立っていた。 また厄介なのが立っていることだ。 「………」 通れないことはないだろうが、時間がかかるのは確かだ。 力では俺たちの方が圧倒的に有利でも、コイツは頭が切れる。 「風よ、他の者を吹き飛ばす嵐となれ」 「水よ、他の者の魔法を打ち消せ」 ドォォォォンッ 大和の魔法と俺の魔法は大きな音を立ててぶつかり合うが、すぐに大和の魔法が俺の魔法に負けて消え去る。