それから何度か委員会があった

『なまえ。なんてゆーの』

西山くんからのいきなりのしつもんに

戸惑いつつも。「澤山まゆ」と答えた

そこから色々話しお互いのことは

下の名前で呼び合うことになった

こーへいはどちらかと言うと

真面目な方では無かった

髪は茶髪に染めていて学校もよく

遅刻してきていた

先生やクラスの子に

反抗的な態度をとったりしていたけど

何故か私には普通に友達として

接してくれていた。

周りの子にも『付き合ってるの?』なんて

はやし立てられたことも何度かあった

私は恥ずかしかったけれど

こーへいの中で少しは特別な存在

なんじゃないか。と嬉しかった