哀しい初恋

「っっ!!」
おもわず私はしゃがみ込んだ

「あ、ごめん!」
彼は慌てて私に謝る

「あ、いえ」
そう言った私の言葉は、電車が来るというアナウンスで小さくなる

どうしよう
電車来てしまっているけど彼、遅れないかな
そう心配した私は彼に言葉をかける
「あ、あの、電車もう来ちゃうから」

!! ん?
同じ制服だ、じゃあ同じ学校かぁ

「君同じ学校だよね?学校始まる時間、まだ余裕だから付き添ってあげる」

え、
「だ、大丈夫です 心配しなくていいですよ」
「でも、君立てないでしょ?肩かすよ」

優しい人…
お願いしちゃっていいよね…
一人じゃあ無理そうだし
高校は単位制のだから、学校を遅刻すると単位引かれちゃうし
そう思って、私は彼に言葉をかける
「あ、ありがとうございます」

「ほら、腕かして」
彼はそう言って自分の肩をポンポンと叩く

腕、彼の肩にまわしてってことかな

そう思い私は彼の肩に腕を回す