一階でかなりの数の浪士を倒したはずであったが、
まだ二階にも、多くの浪士がいた。

私一人で五人程の相手を倒した。

そして、私が入った部屋にいた敵は倒しつくした。

幾人か、階下へ取り逃がしてしまったため、

二階は、新選組きっての剣の遣い手である総司にまかせ

私は一階へ戻った。

向こうの部屋から、いやな咳の音がしたが、
それはきっと敵方であっただろう。