私達はしばらく見つめあっていた。

その場は妙な空気が流れていた。

「っ…私、巡察がありました。失礼させていただきますね。」

総司が急いでその場から、逃げた。

この場から逃げたかった私は、その手があったかと思い、総司の真似をしようとした。