いつも通りに倉庫に行く準備をして、教室を出て行こうとするとパンダ軍団に空き教室に連れて行かれた。
「あんた、さっさと姫やめろよ。」
「所詮、ブランド目当てのくせに。」
『そんなんじゃない!あたしは、みんなと大切な仲間なだけ!』
早く倉庫に行きたいのになんなのよ。
はぁぁぁぁぁぁ。うざい。
「うざいって何よ!」
うわー、声に出ちゃってたよ。
「せっかく、構ってあげてるのに!」
「何様のつもりよ!」
『あたし様だけど何よ。』
『こんな事するなんてバカらしい。』
キーーーィ!うわ、パンダが猛獣化した。あっ
『あたし倉庫行くから、またね』
ふふっ、あんたの居場所はもうないのに
あたしが、走り去ったあとで、そんなことを言っていたなんて知るよちもなかった。