「まじかよ!?」

祐璃が驚く。

「やったじゃん、愁二っ!」

兄ちゃんは喜んでいる。


「みんなお祝いしてー♪」

夢璃が言う。

「そうだよっ♪

俺が念願の夢璃と
付き合う事になったんだからっ!」


「はい、おめでとーおめでとー。
それより、夢璃。晩ご飯、作って。」


なに、このばばあ。

「夢璃をこき使わないでよっ!」

「うるさいね。
晩ご飯ぐらい作ってくれるでしょ?」

お母さんが夢璃を見て言った。


「おばちゃんにそう言…、」

夢璃が言おうとした。

「おばちゃんじゃないっ!

ともみちゃんって言えって
言ってるでしょ!」

お母さんが言った。