「今日で、夢璃と登校できるの最後…。」 愁君が悲しそうに言う。 「…寂しい?」 私が聞く。 「当たり前じゃんっ!! これから、1年間 俺の隣に夢璃がいないんだよっ!? こんな寂しい事ないしっ!」 愁君が言った。 そんな、アツくならなくても…。 けど、 「…夢璃も寂しい…。」 その通りで。 想像するだけで、寂しい。 「朝から泣かない! 本当、俺が泣きたいぐらいだよ。」 愁君が私を抱きしめて言った。 「ごめんね…。」 「なんで、謝んのっ!」 愁君が言う。