「夢璃。」 そう言って、キスをしてきた。 強く抱きしめられて。 ねぇ、愁君。 夢璃は。 「…どこにも行かないよ。 ずっと、愁君のそばにいる!」 私が笑って言った。 「……俺、心配で…。 いつか、 離れていっちゃうんじゃないかって。」 愁君が言う。 離れていかないよ。 離れるはずがない。 「愁君がずっと、そばに居てくれるなら。 大学なんて、行かなくてもいい。 勉強しないよ?」 私が笑って言う。