――夢璃――
「どこにも行くなよ…。
俺のそばにいて…。」
愁君が消えそうな声で言った。
ねぇ。
勉強する時も。
元気がなかったのは、そのせい?
「どこにも行くなよ…。
俺のそばにいて…。」
愁君が消えそうな声で言った。
ねぇ。
勉強する時も。
元気がなかったのは、そのせい?

