「いつの間にっ…。」

私は言った。


ヤバいです。

襲われる…!


「…そんな、怖がんないでよ。
おいで…?」

愁君が言った。

「…怖がってないもん。」

そう言って、愁君の胸に飛び込んだ。


言わなきゃいけない事があった。


「…ごめんね?」

私は言った。


「怒ってないっ♪」

愁君はそう言って、笑った。


怒ったって、言ったくせにー。


「夢璃可愛いから、いじめたくなるっ!」

愁君が言った。

「…んんっ…。」

キスされた。


話、聞いてました…?


唇が離れて、愁君を睨んだ。

「なに?」

愁君が言った。

「そんな…、いきなりしないでっ!」


「なにを…?」

愁君が笑って言う。