そうだ、こんなに静かなのだからここで大声を出せば、きっと見つかる!


そう考え、私は大声をあげようとしたとき、奴は手に持ったナイフで私の喉を突き刺した。


「____________________!!」



声にならない叫びをあげる。

喉を潰された。


嘘。

嘘、嘘、嘘…。


私、死ぬの……?


奴が、私を見下ろす。


いやだ。

死にたくない。

死にたくないよ………。



助けて、誰か。

もう誰もいじめない。

もう悪いことはしない。



だから、私を助けて……!



…私の祈りは神様には届かなかった。

奴がナイフを振り上げた。


私の意識は、そこで途絶えた。