もしかして…。
お祭りオタクの総司が、それらにかんする本をすべて借りっぱなしにしているのかもしれない。
祟りと言われる一連の事件があってから、総司は紅祭りのことをあまり良く思っていなさそうだった。
しかし、その以前は本当に紅祭りやクレナイサマのことばかり話していたような、お祭りオタク。
その可能性は、ありえそうだ。
だけど、どうしよう。
さっき総司のお母さんへの電話のことがあって、総司の家には行きづらい。
呼び鈴を鳴らして総司のお母さんが出てきたら、家に入れてもらえないかもしれない。
メッセージアプリで、総司にメッセージを送ろう。
総司はあまりアプリを確認したり、早めに返信するタイプではないけれど…。
《紅祭りとかクレナイサマに関係する本とか持ってたりしない?
あったら、私の家まで持ってきて欲しい》
と私は総司に送った。
わざわざ私の家と書いたのは、去年の沙苗ちゃんの儀式の失敗について聞きたかったからだ。
出来るだけ早く返信が来ますように…。
お祭りオタクの総司が、それらにかんする本をすべて借りっぱなしにしているのかもしれない。
祟りと言われる一連の事件があってから、総司は紅祭りのことをあまり良く思っていなさそうだった。
しかし、その以前は本当に紅祭りやクレナイサマのことばかり話していたような、お祭りオタク。
その可能性は、ありえそうだ。
だけど、どうしよう。
さっき総司のお母さんへの電話のことがあって、総司の家には行きづらい。
呼び鈴を鳴らして総司のお母さんが出てきたら、家に入れてもらえないかもしれない。
メッセージアプリで、総司にメッセージを送ろう。
総司はあまりアプリを確認したり、早めに返信するタイプではないけれど…。
《紅祭りとかクレナイサマに関係する本とか持ってたりしない?
あったら、私の家まで持ってきて欲しい》
と私は総司に送った。
わざわざ私の家と書いたのは、去年の沙苗ちゃんの儀式の失敗について聞きたかったからだ。
出来るだけ早く返信が来ますように…。