暮れない夜、染まる紅(あか)

「今だから話すけど三里、私ね…実は…。

ずっと総司君のことが、好きだったの……」

「え…」


麗香が突然そんなことを言うので、私は驚きを隠せない。


「中学のときから、好きだったの。

格好よくて、クールで…。


でも、三里が総司君のこと好きだから…ずっと、我慢してたの…。

この気持ちを、ずっと…ずっと…。

誰にも話さず、心の奥にしまっていたの」


だから、総司の様子がおかしかったあのとき、麗香は総司の異変にいち早く気付くことができたんだ…。

麗香は、総司のことが好きだったから…。