「好きです!付き合ってください!!」 「無理。あんたのこと知らないし」 素っ気なく、そう言うと告白してきた女子は 「ふぇ…ひどいよ…もっと別の言い方したっていいじゃん…っ! 最低っ!!」 泣きながら去っていく。 はぁ。 これで何回目だよ。 勝手に告白してきて最低とか言われる覚えねーし。 なんて思ってると。 ガサッ!! 木の向こうから、音がした。