こうして互いの事を話して、お互いを知り更に愛しさをまして。
俺はその愛しさのままプロポーズしていた。

そうしてその日はまだ綾乃の家は帰らない方が安全なので荷物だけ取りに寄り、そのまま俺の泊まってるホテルに2人で帰った。


「綾乃、先にお風呂に入っておいで。」

そう声をかけると

「うん、ありがとう。先に入らせてもらうね。」

そう言ってお風呂に入っていった。

綾乃がお風呂に入ってるうちに初めてのデートの日にバーで飲んたシャンパンをルームサービスで頼んだ。

届いたものをリビングのテーブルに置いておく。

そして綾乃のお姉さんに挨拶に行くために優子さんに綾乃を明日休ませて良いか聞くべく電話した。

「夜遅くにすみません、優子さん。」

「いろいろ大変だったみたいね。綾乃ちゃんは平気なの?」

「ご心配お掛けしました。無事に解決して俺は家のことを、綾乃には綾乃のご両親と家庭環境を聞きました。それでその流れでプロポーズしてOKの返事をもらったので綾乃のお姉さんにご挨拶に行こうと思って。」


「シャルの帰国は水曜日だものね。明日の日曜は逃せない訳ね。良いわ、綾乃ちゃんにはお休みあげるからしっかり挨拶してきなさい。綾乃ちゃんのお姉さんはチーズケーキが好物よ!」

「ありがとう、優子さん。いい結果を報告出来るように頑張るよ。手土産のアドバイス助かります。ありがとうございました。では、おやすみなさい。」