そんな事件の解決に動く間も空きを見つけては綾乃に連絡したが、メッセージは既読にならず、電話は電源を切っているのか繋がらない。

友人と居ることは分かっているが、俺には弁解の余地も無いのだろうか。

不安になり優子さんに連絡すると

「綾乃ちゃんからメッセージが来ているわよ。もしシャルから連絡が来たら伝えてくれって。」


「何て言ってたんですか？！」

そう焦りのある声で聞くと

「綾乃ちゃんからは『分かってるでしょう？』と伝えれば分かるから。しばらく連絡は取らないって。」

「多分綾乃ちゃんの親友の菜乃花ちゃんが一緒に居ると思うから綾乃ちゃんは心配無いはずだから早く問題をクリアして綾乃ちゃんに謝りなさいね。そしてちゃんと自分のことを話なさい。」


そう言って優子さんの連絡は終わった。

そこから何が何でも今日中に方を着けるべく動いた。

そしてやっと落ち着いたので全てを話すべく俺は綾乃の元に急いだ。