「え?じゃあ私今日はどっかから付けられてたの?」

そう思ったら怖くなった。
体をかかえて少しは震える。

「多分家が知られてると思うのよ。だからうちに来たの。」


「ありがとう菜乃花。とりあえず今晩は泊まっていい?明日は仕事だから。着替えに帰って仕事行ったら優子さんに相談する。」


「それでいいと思うけど、彼がいろいろ気づいたなら今日中に方が着くはずよ。」

不思議な事を言ってるように感じるが菜乃花が言うならそうなんだろう。

「分かったよ。とりあえずゆっくりしようか。私菜乃花と秋臣さんの話聞きたい!」

「何を聞くのよ?大したことないわよ?」

そう言ってるけどだってそろそろ結婚するって言ってたしなぁと思って覗き込むと


「結婚はするけど、まだ何も決まってないからね」

「え!でも結婚はきまったんじゃない!おめでとう、菜乃花!」

菜乃花の幸せが嬉しくて思わず抱きついてしまった。