「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ。」


そう言ってテーブルにシャンパンとグラス、おつまみが置かれる。


「わぁ、すごい。可愛い」

おつまみがとても可愛らしく飾られていた。

クラッカーにクリームチーズとサーモンとかチーズとトマトとか色々乗ってて鮮やかで綺麗で可愛らしい。


「気に入ったみたいだね。それじゃあ二人の出会いに乾杯」

そうしてグラスを掲げて2人で飲み始めた。

おつまみもシャンパンもすごく美味しい。


「姪っ子ちゃんへの服は急ぎなの?」


「いいえ、来月の姪っ子の誕生日に間に合えば良いので明日1日くらいやらなくても大丈夫ですよ。
もう既に仮縫いしてあるので本縫いして端処理すれば終わりですからね。」

そう言うとにっこり微笑んでこう言ったのだ。


「それじゃあ、綾乃ちゃんの明日の時間も俺にちょうだい?一緒に出掛けよう?」


「観光ですか?どこ行きたいとかありますか?」


「違うよ、綾乃ちゃんをデートに誘っているんだよ?」


ん?

・・・・・・・・・


デート!?
人生初のお誘いがいきなりラスボス級イケメンからのお誘いって。

どう攻略すればいいんですか?


誰か教えて下さい。