車椅子だと皆みたいにいろんな所に行けない。

適当にエレベーター乗ってたらB2階で止まった。

ちょっと暗くて怖かったけど、ゆっくり進んでいった。

「そこでなにしてるの?」

ビクッ!!!

後ろを見たら私と同じぐらいの男子だった。

よかった。幽霊じゃなくて。

「ここに、何か用かな?」

月「い、いえ。ただウロウロしてたらここに来てしまって、」

「そっか。でも君の手首についてるのって心臓病の子を表す色なんだけど、、、ここにいて大丈夫なの?」