君を、ずっと。【完】





「まあ俺もさ、神山のことはよくわかんねんだ」

そう言って最後の一口を口にした岸君。


ああ、たしか岸君って神山と違う凄い真面目なグループにいた子…だったよね。


ていうか

岸君が持ってる情報って―…



「あいつさ、中学卒業してから一回も女作ったことないらしい」



その言葉に、肩が体が跳ね上がった。