君を、ずっと。【完】




あんたのあの言葉も

あんたも


全部、全部


忘れたい―…



「送ってってやっから。行くぞ」


私の腕を掴んだまま、引っ張って歩きはじめる。

なんで…なんでよ


なんで、離してくれないの。