君を、ずっと。【完】





少しだけ、寂しい気もした。



けど

それを望んだのは私だから。




『誰でもいいんだな―…』

もうあんな苦しそうな顔見なくてすむのなら


他の人にちゃんと愛してもらえるのなら




私が諦めればいい話だと、心に決めた。