「~…!」 「―――っ」 がやがや、と耳に入ってくる声。 だけど誰が誰と話しているかなんて全くわからない。 ぐび、ぐび、と もうさっきまで飲むに飲んでいたんだ。 神山が…いなかったから。 でも引き返すことなんてできない。 真紀に頼んで空になってはまた新しいのを注文してもらい、一人コソコソとそこで飲んでいた。