君を、ずっと。【完】





「私、理人さんにハンバーグ作ったことってありました、か…?」


覚えていない、過去のことを質問した私に

さっきよりも目を見開いた理人さん。


聞いてはいけなかったのかもしれない。


けど、


知りたい。



「…そうだね。あったよ。ずーっと昔だけど」

「え?」


「俺は今も、美羽が作ってくれたあのハンバーグが一番好きだよ」


ドキッとする言葉。

理人さんは昔からこうやって私をドキドキさせる言葉を言ってくれていたのだろうか。