好き…? は? 誰が? あいつが、…俺を? そんなわけねえ。 だって俺はあいつを散々苦しめて―… 大人に、 なりたかった。 あの頃からちっとも変ってねえ。 もっと、もっと大人になれたら これ以上あいつを、苦しめずにすんだのだろうか。