―――… ―… ―「新しい恋、したら?」― あの日から何度も、すみれには相談をしていた。 関係を持ってまだ全然経っていないくせに 自分でこの関係を築いていこうと 大人のやり方だなんて言っていたくせに 情けない、相談だけど 「でも―…」 「確かに私、大人のやり方でって言った。 けど美羽が苦しめばいいなんて一言も言ってないの」 「すみれ…」 「美羽が幸せになってくれなきゃ、意味ないんだよ」 幼馴染でいつも私のあとをくっついてばかりだったすみれが今じゃ私よりも大人に見えた。