君を、ずっと。【完】





『バイク乗せてやろうか?』

『無免許のバイクには乗りたくない。死にたくないもん』


『じゃあお前は俺がちゃんと免許取ったら一番に乗せてやるよ』


中学生だったから、免許なんて持っていなくて

だけど神山や神山たちのグループは結構…悪いことばかりやっていたから、その中でも無免許なんて当たり前で


何度注意してもやめなかった。


だけど、それでも

私をその中にいれようとは絶対にしなかった。



『約束な』


ただその約束をして、いつもデートは歩いて行ってた。