「授業中、寝てばっかりだからだよ!自業自得。生活習慣改めないと…あ、松下くん夜更かしばっかりしてるんじゃないの〜?………あっ!」
私がそういうと松下くんはムッとして私のお皿にお箸を伸ばして、卵焼きを口の中に入れた。
「それ私の!!」
今ので怒ったの?
自分は失礼なこと散々いうくせに…。
「祐実嫌い」
え、ちょっ…
人の作った卵焼きたくさん頬張っててよくいうよ…。
別にこんな自分勝手なイケメンに(イケメンは褒め言葉だろ)好かれたいとは思わないし。
「私だって松下くん嫌だよ」
「うるさいひんにゅー」
「はぁ?!?!」
松下くんの言葉に私の顔は恥ずかしさと怒りで真っ赤。
それ関係ないでしょ!!!
「松下くんのヘンタイ!」
「食べないならもらうよ〜」
「あ、ちょっ…」
松下くんは私のお皿から今度はベーコンを取り上げるとすぐに口の中に入れた。
もぅ〜〜!!!!



