っ!?


「……つーか、好きって告白したら大体流れ的に付き合うもんでしょ?」


「うっ」


「付き合ってるつもりだったのに、付き合ってないとか言われるこっちの気持ちわかってんの?」


「えっ…松下くん?」


あれ…落ち込んでて可愛かった松下くんは


もう…。



いないっ!



────ドンッ


「祐実の分際で俺に恥かかせやがって」


松下くんは私を床に押し倒すと、怒ったようにそう吐いた。



あぁ、やっぱりこうなっちゃうのか…。



「だって…わかんなかったもん」


「もうちゃんとわかってくれた?」


私はコクンと頷く。


「よし、じゃあご褒美に…」


「ひゃあっっ」


松下くんは、突然私の体操着の下に手を入れてきた。


「ちょっと松下くん!なにしてんの!」


「…何って、お付き合いしたカップルが絶対にやることだけど?」



っ?!


さっきはあんなに可愛いかったのに!!


今はただの野獣じゃないの!