「由良は…俺の好きな人だ。簡単にいえば、いじめにあって死んだ。そして復讐しにきたんだ。」

「復讐って、お前にか?」

俺は一連の出来事を話した。

「お前のことを殺そうとしているんだろ?ならこのまじないは余計解けない。」

「なぁ…俺の友達なら、俺のことをわかってくれよ。ずっと好きでずっと会いたかった。あの日のことを謝りたかった。あの日の償いは死ぬことしかないんだ」

「…あいつはかなりの悪霊だ。お前以外の犠牲者をださないって、約束してくれるか?」

「俺を、由良のもとにいかせてくれるってことだよな?」

「あぁ。また、いや、じゃあな」

ごめん。快斗。苦しめて。
でも今の俺には由良しかいないんだー
許してくれ。