「裕翔くんは死にそうになりながら、乃亜ちゃんを助けるために送ったのに、そんなこと思うなんてね」

だって…日記を燃やさなければ焼け死ぬことは…

「火事にしたのは乃亜ちゃんが燃やすから。ほんとは違うやり方にしようと考えてたんだけど、仕返しにね、乃亜ちゃんにはさっきから同じことばっかり言わされてるなぁ…昔と同じ。」

「昔…?あぁ、由斗に何回も謝らせたりしてたっけ」

「そうだよ、全然変わってないんだね、乃亜ちゃんは。すぐに物事を諦めようとすることも。」

「私が?生きようと頑張ってるよ!!」