なんか…あつい。なんだろう、こんなに暑かったっけ?

目を開けるとそこには由良がいた。

…手にマッチをもって。

ほかの部屋が、燃えてる。
こっちまでくるのには時間の問題。

これは、由良がやったの…?

「由良?」

「やっと起きたね、乃亜ちゃん。火がついてるのに。もっと起きるのがはやかったら逃げれたかもね」

「やっぱり…あんただったの」

「乃亜ちゃんは私の日記を…まぁ偽物だけど、燃やしたでしょ?その仕返しだよ。大丈夫。今ここには乃亜ちゃんしかいないから」

「そんな…偽物だったんだからいいでしょう!?はやく火を消してよ!」