トントン

「誰?」

自分でいうのもなんだけど、良い所の娘。

使用人が3、4人いるから誰かなんてわからない。

こんな夜中にくるなんて…

「由良だよ、入るね」

え、ちょ、まってよ、どういうこと…

言葉を発する前に入ってきてしまった。

「い、いや…」

「こんばんは、乃亜ちゃん、復讐…乃亜ちゃんの番が来たよ。」

「どういうこと?ゆ、裕翔は…」

「さっき決着つけてきたよ、もちろん私の勝ち♪だから次は…乃亜ちゃんの番。」

「そんな、裕翔は…嘘だ…いや、いやあ!」

「乃亜ちゃんは思った通り、メンタル弱いね」