「…っ!いってえ、なんだよ!いきなり!」

「え?今は勝負中だよ?だから問題ないでしょ?」

そういい由良は腹部を蹴り、頭を殴ってきたり容赦ない。

…女の力じゃない。

気がついたら血を吐いていた。

「お前…いい加減に…しろ、よ…」

「あははっ、立つのも辛そうだね?…死んじゃった方が楽なんじゃない?」

「ゔっ…!やめ、ろ…このやろ…」

「やめてっていってやめてくれたこと1回もなかった。…死んで」

やばい、やられる。確実に。

多分俺はもう死ぬ。そしたら次は乃亜だ。

あいつ…日記がなければ多分消滅する。

…なんの確信もないけどな…。