それから部屋の位置取りなどを緋山君に教えた。
物覚えが早くて、もう既に覚えているところもあって驚いたけど。
「もうそろそろ夕飯作るね。」
「分かった。」
キッチンへ向かう。
_______________緋山君、嫌いな食べ物とか無いよね?
夕飯、シチューが作り終わり持っていくと、本を片手にソファーに座っている緋山君の姿があった。
「ご飯、出来たよ。」
「ありがと。」
「あ、口に合わなかったら無理しないでね!?」
人に作るなんて慣れてないからどういうのがいいか分からなかった。
だからいつも通りで作っちゃったけど…。
「美味しいよ。」
「ほ、ほんと!? 良かったぁ。」
「あ、ねぇ、哀川さん。」
「ん?」
「学校って、どこ?」
「え?」
が、学校?
「緋山君はどこの学校なの?」
「僕、転校するから。」
「えぇ!」
「たしか…………。 桜岡高等学校。」
「わ、私と同じだね。」
「へぇ、何処にあるの?」
どこって言われても………。
地図を読めない場合はどうしよう…………。
あ!
「明日案内しよっか?」
多分これが一番いいはず!
「ルームシェアしてることバレたくないでしょ? 一緒に出るとバレるよ?」
「え、バレたらダメなの?」
そう答えると、緋山君の目は
(え、馬鹿なの?)
とでも言いたそうな目をしていた。
物覚えが早くて、もう既に覚えているところもあって驚いたけど。
「もうそろそろ夕飯作るね。」
「分かった。」
キッチンへ向かう。
_______________緋山君、嫌いな食べ物とか無いよね?
夕飯、シチューが作り終わり持っていくと、本を片手にソファーに座っている緋山君の姿があった。
「ご飯、出来たよ。」
「ありがと。」
「あ、口に合わなかったら無理しないでね!?」
人に作るなんて慣れてないからどういうのがいいか分からなかった。
だからいつも通りで作っちゃったけど…。
「美味しいよ。」
「ほ、ほんと!? 良かったぁ。」
「あ、ねぇ、哀川さん。」
「ん?」
「学校って、どこ?」
「え?」
が、学校?
「緋山君はどこの学校なの?」
「僕、転校するから。」
「えぇ!」
「たしか…………。 桜岡高等学校。」
「わ、私と同じだね。」
「へぇ、何処にあるの?」
どこって言われても………。
地図を読めない場合はどうしよう…………。
あ!
「明日案内しよっか?」
多分これが一番いいはず!
「ルームシェアしてることバレたくないでしょ? 一緒に出るとバレるよ?」
「え、バレたらダメなの?」
そう答えると、緋山君の目は
(え、馬鹿なの?)
とでも言いたそうな目をしていた。

