ハロウ、ハロウ

雨に流される××の頭から出た血液を見た鞠子達は、悲鳴を上げて逃げました。

周りに、人は居ませんでした。


鞠子達は、自分達がイジメをしていたこと、殺してしまったことがバレるのを恐れ、××の死亡を伝えられた時には無関係を装いました。




「…………」


百合子は、それをこの前、鞠子の同級生から聞かされました。その同級生も××をイジメていたひとりです。


「お姉ちゃんは、人を殺してたんだね」














「お姉ちゃん、ワタシ、言ってないことがあるんだ」











百合子は、ニヤリと怪しげな笑みを見せ、××の母親が書いた手紙を胸に抱えました。












「百合子は死んだよ、百合子は生きてるよ。百合子の頭はもう無いよ。ボクはもう百合子なんだ」









「――ボクの勝ちだよ、リコ」


















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