チュッ 「あっ、い、伊織くんっ」 首筋に甘くキスされたことにより自分の声とは思えないほど甘い声が私から漏れる。 「あぁ、可愛い。純粋無垢だった花奈が僕だけの世界で僕だけしか知らない姿で甘く鳴く。もっともっと見せてよ」 チュッ 「ん、あ」 優しい笑みの伊織くんに優しく優しくいたるところにキスされて感覚が麻痺していく。 耳、首筋、鎖骨、太もも。 こんなこといつまでたっても慣れない。 頭が沸騰する。