「京治と過ごせば?クリスマス」






「は、はい?何故そこで京治?」






「え、だって、アンタたち付き合ってんでしょ?」






「え」





「え?」








夏栄と同時にお互いの顔を見合う。




夏栄の驚きに私もまた驚く。







私と京治が付き合っているだって?







「つつつ、付き合ってないよっ!!?」






何故、そーなってるぅ!!?






とりあえず夏栄の誤解を解こうと急いで否定。





すると、『アンタ、伊織くんの限定彼女辞めてからすぐ、京治と付き合い出したって結構有名な話なのよ?』と夏栄から教えられた。






そんなことになっているなんて……。




確かに伊織くんと別れた後も2人で一緒に昼ごはん食べたり、放課後を過ごしたりしていたけどもさ。






ある意味それは通常運転だし。