「本当ですか?」 信じたくなくて向かいにいる医者に聞いた 医者は 「残念ながら事実です。これ以上治療を続けても効果はないと判断しました。」 「そんなっ、、」 「恵ちゃん。まだ中学生の君にこんな重い話をさせてしまってごめんなさい、でもどうか湊桔のそばにいてあげて貰えないかしら?」 「私は彼のそばにいたいです。彼が大好きだから。」 たとえ彼に最期が来ても私はそばにいる。 それが私の覚悟したことだから