「別れてほしい。」



久しぶりのデートで
浮かれていたアタシに



その言葉を発したアナタ。



強がってるんじゃないよ。



意地張ってるんじゃないよ。



そんなんじゃないよ。



そんなんじゃないんだけどね…



だだ。



別れてから
もう一年経つのに



思い出すのはアナタの事ばかり



授業中、目で追ってしまうのも
アナタの事ばかり。



頑張って、他の人を
想おうとしても。



素敵だと思う人は



いつも…



いつも、アナタに似てるんだ。



それぐらい…



アナタ事を愛してました。



アナタの事を想ってました。



だから…



簡単に忘れることが
出来なくて…



辛いんだ―――…。