MAYBE TOMORROW

「そうだね~そういえば、姿見ないね」

玲奈がそういいながら左手の腕時計を見たら十時二十分を過ぎていた。
さっきまで男子グループの中にいたオニイチャンとお兄ちゃんが
わたしたちのところに戻ってきた。

「やっと終わったよ」

ふたりはともに右手にビールグラスを持っていた。

「どうでした?プロの演奏は?」

得意げにオニイチャンは玲奈にはなしかけた。