MAYBE TOMORROW

いつも「やあ」と気楽に接してくる。
その屈託のなさが愛おしくもありときに恨めしくもアル。

愛するがあまり憎くなる、という「レイのアレ」のことだ。

玲奈がわたしをつつく。そうだそうだ、まずお祝いだ。

「デビュー、おめでとうございます」

わたしは玲奈に催促されて、やっとのことでその言葉をいうことが出来た。

お兄ちゃんは少し照れている。

「まあ、そんなことになるみたいだ」