MAYBE TOMORROW

もちろんのこと、どうしても逢いたければ逢えないことはない。

お兄ちゃんはオニイチャンと一緒に大学でもライトミュージック同好会
なるものに入っていたしわたしはそれを知っていたのだから、
同好会に行けば居所くらいは掴めるのだ。

しかしそれは最終手段。できればそんなハシタナイことはシタクナイ。

そう、でしゃばりのように思われるキケンセイがある。

そんなジレンマとわたしが葛藤しているある日、久しぶりに
オニイチャンが家に帰ってきた。週末の金曜日だった。

ひとりで遅い夕食を食べているといつものドタドタ音を伴って
激しく玄関のドアが開いた。