MAYBE TOMORROW

玲奈は帰り道に寄った喫茶店でわたしにそろそろ思いをきちんと
伝えるべきだといった。

「可能性はあるよ。わたしはそう思う」

彼女は決してあおっているわけでもお世辞で言っているわけでもない、
と言った。

無責任に励ましているわけでもないと。

しかしとうのわたしには全くといってよいほど見込みがあるとは
思えなかったのだ。

「お兄ちゃんがわたしの思いを受け止めてくれるなんて
千パーセントありえない」

それがわたしの偽らざる心境だったのだ。