やがてクリスマスパーティーは終わって、
わたしたちはそれぞれ家路についた。中学生だからだ。

お兄ちゃんたち「高校生」はみなでどこか「二次会」へと繰りだしていった。

そんな十二月のイブが終わり、やがてわたしは中学三年生になったのだった。